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メトセク

id:spaceoddityくんのエントリーで*1、メトロセクシャリティと、二人の写真家、鷹野隆大と小林丸人に関する発表が話題になっている。その発表そのものは聞いていないけど、「メトロセクシャリティ」ってなんだすか?という点が曖昧だったらしい。メトロセク…

太郎と敏子

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岡本太郎の「明日への神話」の神話化と、太郎&敏子の神話の再生産のプロセスを見る。「芸術は爆発だ」から、「芸術は呪術だ」へと向かうキャッチフレーズのアップデートといっても良い。結局は「爆発」も「呪術」も「メキシコ」も、バタイユ的な「対極主義」…

美学会

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昨日は、美学会(於:同志社大学)で発表を二つ聞く。バウハウスにおける二人の舞台デザイナーについての発表と、和田三造による植民地芸術の話。後者のような、ポストコロニアル的な議論は、質疑応答でも出てたけど、どうしても結論が先に見えてしまう。そ…

三つの個展

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id:akfさんに招待状をいただいて、国立国際美術館で明日から開催される展覧会、「三つの個展 伊藤存×今村源×須田悦弘」のレセプションにお邪魔してきた。この展覧会は以前国立国際美術館が万博公園内にあったころから行われてきた、現代の若手作家を取り上げ…

西部会

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そして昨日は、美学会の西部会(於:京都市芸術大学)に行く。 近世初期京の絵師と唐物屋 「類似」概念の実効性 の二本の発表を聞く。前者は「美術」成立以前の近世期における「いわゆる美術(品)」の流通・需要を唐物屋を軸に探るもの。後者は科学的なモデ…

遠足

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先日大谷美術館で開催された「美術館の遠足」の様子が、おかけんた氏のブログにアップされています。 【無題】 ところで五枚目の写真に写ってるのってid:shirime君??

美術史学会全国大会覚書

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名古屋大学で開催されていた美術史学会の全国大会へ、26日27日28日と。 26日 初日、26日は一番最初の、VILHELM HAMMERSHOI(1864-1916)*1というデンマークの画家についての発表から。Hammershoiは室内空間を好んで描く。けれども、理想的な家庭を描かないと…

シアトリカリティ

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授業後、PWJAH(今年はロンドンで行われる日本美術史を学ぶ大学院生のワークショップ)のリハーサルに参加させていただく。当然ながら発表は英語。授業でも研究発表でも、シアトリカリティ、あるいは劇場性というものが話題となる。そういえば今年のPhotogra…

大絵巻展

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【】 ゼミの見学会として、「大絵巻展(於:京都国立博物館)」を見に行く。平日の夕方にもかかわらず思いの他混雑していた。展覧会で入場制限を経験したのは随分と久しぶり。館内に入っても絵巻ゆえ、当然ながらぞろぞろぞろと一列に並んで右から左へと順を…

ホイットニー美術館展

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ホイットニー美術館展(於:兵庫県立美術館)を見に行く。楽日ということもあってか若い人を中心になかなかの盛況ぶり。出展されているのはアメリカの現代美術。いわゆるポップアートを中心にしてテーマごとに展示してあるのだけれども、どうも個々の作品が…

ダ・ヴィンチ

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昨日の話。タケシの誰でもピカソ、ダ・ヴィンチ特集を見る。「天才」「多才」「狂人」といったステレオタイプ化した芸術家像がどんどん再生産される様子と、恐らくイタリアに住んでいたからだろうが、異様に詳しい森久美子とを交互に眺める。番組自体はそれ…

美術史学会

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18日、雨の中キャンパスプラザへ美術史学会へ。 「砺波・常福寺の阿弥陀如来立像をめぐって」京都造形芸術大学 杉崎貴英 「野中寺弥勒菩薩半跏像の再検討」京都市立芸術大学 礪波恵昭 の仏発表二本。やはり美学会とは内容も集まる人々もまったく雰囲気が違う…

第二回視文研(二日目)

一日目だけ書いて二日目書かないのも気持ちが悪いので。十二日は視聴覚文化研究会二日目。 小泉雅行「レニ・リーフェンシュタールの記録映画分析」 唄邦弘「ジョルジュ・バタイユのアンフォルムについて―雑誌『ドキュマン』を見るということ―」 中村史子「ク…

第二回視文研

昨日11日、何故か夜神経が高ぶってか、満足行く睡眠が取れないまま精華大へ。第二回視聴覚文化研究会一日目。 太田賢佑「ジョゼフ・コーネル論−アトリエ、ファイル、箱作品をめぐって−」 増田展大「広告の記号論―化粧品広告について」 林田新「東松照明写真…

視聴覚文化研究会

バイト追いコンかぶっているけど、両方参加します。ハードだ。。。 第二回視聴覚文化研究会 〜修論卒論発表会〜 於:京都精華大学 黎明館001 ●3月11日(土曜)司会:太田純貴(京都大学大学院) 時間:13時〜 1,太田賢佑(京都精華大学) ジョゼフ・コーネル…

美学会西部会(於:神戸大学)

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理論系の発表二本。一本目がフィードラーの芸術学の解釈に関する発表。もう一つが、ジョン・ケージを引き合いに出すことでベルクソンを考察するという発表。 自覚しているのだけれども理論に関する造詣があまりに浅い。なので、こういう発表からは足が遠のい…

野生の近代

昨日の話。国立国際美術館移転一周年記念『野生の近代 再考――戦後日本美術史』というシンポジウム最終日へ。まずは基調報告。具体美術協会を、いわゆるミニマルアートやパフォーミングアートの先駆とみる、クリシェと化した語り口を相対化するために、空間性…

美学芸術学会

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昨日は告知していた美学芸術学会。幹事であり、また今年も撮影係でじっくりと発表を聞くに聞けないもどかしさを感じながらも今年は上手いこと一通り話は聞けた。そして椹木野衣氏の公開講演。題目は『スーパーフラットという戦場−−1990年代以降のネオポップ…

美学芸術学会

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自分が幹事をやっているのに告知をすっかり忘れていました。明日です。これが終われば幹事業もひと段落。アレに向けて本格的に動かないと。 日時:2005年10月29日(土曜日) 会場:同志社大学 寒梅館 203番教室 ≪プログラム≫ 【研究発表(第一部…

視文研

視聴覚文化研究会のWebSite(はてなグループ利用)のレイアウトをすこしいじる。まだ投稿されている記事が一つも無いのがネックなのだけれども。早く軌道に乗せたいものだ。個人的にも色々下書き段階だけれども色々書いているので、いづれ是非。

ドイツ写真

学会幹事のミーティング後、図書館で今月のBTとアサヒカメラを読む。両者に取り上げられた、ドイツ現代写真展がやっぱり見たい。ザンダーもあるから是非東京まで足を運びたいのだけれども、金銭的に苦しいか。 【東京国立近代美術館:ドイツ写真の現在 ― か…

鉄道メカニック

友人から、案内を頂いたので。残念ながら僕はこの日美学芸術学会(於:同志社)なので参加できないのですが。 ■2005年10月29日(土) 18:00〜19:30 ・第22回:「鉄道メカニック」 ものの生産とその輸送には極めて密接な関係があります。たとえば、かって黒いダ…

動ポモ

・「情報社会をどう捉えるか:ポストモダンの行方」 講演 東浩紀 同志社大学政治学研究会主催 11月18日13:15- 同志社大学今出川校地 id:seventh-drunkerくん、これは是非チェックです。はぐれメタルが現れた。

財布の紐の結び具合

バイト後ミーティング。そしてその後、メディアショップへ足を運ぶ。美術手帖の11月号が、ドイツの現代アート特集。ゲルハルト・リヒターや、ジグマー・ポルケといったタイムリーな――最近展覧会を見てきた――作家が特集されているし、またドイツ近代写真展に…

東京へ

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美学会一日目 午前の部に研究室の先輩による、岸田劉生についての発表があったのだけれども、間に合わず。仕方なく偶然出会った神戸大の友人たちと東京タワー見物。展望台には金銭上の都合で上らず、蝋人形館だけ見学。最後にマダム・タッソーの蝋人形を持っ…

学会

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明日から三日間東京に行ってきます。

太陽の塔

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明日東京で学会があるため、ゼミは休講。それを良いことに、学部生にくっついて太陽の塔見学会に参加。太陽の塔の内部を見学させていただく。重厚感がありシンプルな形の外見とは異なり、その内部は物凄くエネルギーに満ち溢れた空間になっている。炎をイメ…

今週末

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さて、今週末は金曜日は「太陽の塔」の中を見学に行き、土曜日から美学会で上京します。その間バイトも入れないし、出費がかさみます。諸々あってiPodが遠ざかっていますが、早く手に入れたくてしかたがない。また節約生活に入るしかないですね。さて東京で…

ぶらり写真の旅:金沢初秋編

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日帰りですが、金沢にいってきました。目当ては金沢21世紀美術館で開催中のゲルハルト・リヒターの回顧展。初の金沢21世紀美術館。 リヒターは現代絵画の巨匠と呼べれたりしている東ドイツ出身の作家。彼の作品は、写真を元にその上に絵の具で描いた絵画「フ…

視(聴)覚文化研究会

一昨日のことになるのだけれども同志社大学で開催された視聴覚研究会。計三つの発表を聞く。今回は視覚文化が主となる発表だったけれども、次回は聴覚も期待。 正月用引札の諸相――新春と顧客確保のメカニズム 明治初期から大正にかけて、個人商店からその顧…