美学会

昨日は、美学会(於:同志社大学)で発表を二つ聞く。バウハウスにおける二人の舞台デザイナーについての発表と、和田三造による植民地芸術の話。後者のような、ポストコロニアル的な議論は、質疑応答でも出てたけど、どうしても結論が先に見えてしまう。それをいかに美学芸術学の問題へと持ってくるのか、あるいは、先に見えている結論への検証の精度を上げる方向へと向かうのかというのは、個人的にも気になる話。