2007-01-01から1年間の記事一覧

研究会後記Vol.2

いろいろ返信ありがとうございます。id:BunMayくん、発表原稿はさすがにUPしません。パクッたの何だのといらぬ問題を持ち込みたくはないので。発表に関しては、前半部ではD/Aという区別の曖昧さを技術発展史の観点から詳細に述べられていました。アナログ・…

沖縄0年

コレに言ってきた。シンポ後の打ち上げにもお邪魔して色々貴重な話をお聞かせいただきありがとうございました。 「写真0年 沖縄」名古屋展 http://www.chukyo-u.ac.jp/c-square/2007/tokubetu/tokubetu_top.html 2007年12月3日(月)−12月22日(土) 関連イ…

D/A

研究会以降、自分の論文、卒論指導、卒論提出受付、名古屋行きと経てやっと落ち着いてきた。研究会を振り返っておく。研究会一本目の発表はデジタル写真に関するもの。前半部においてデジタル写真とアナログ写真との間の区別が恣意的であることを技術の側面…

研究会

昨日は研究会。たくさんの方が集まってくださったこともあり色々と勉強になった。全体を貫くキーワードとしては「科学技術」とか、「自動化」とかそういったものだろうか。

研究会

明日開催です。≫視聴覚文化研究会 最近はずっと自分の論文を書きながら、合間合間にメールとか対面で四回生の卒論指導をしている。これまではずっと書くことが中心だけだったけれど、最近は他人の論文に対してコメントをする機会が何かと多く、わかりやすい…

備考録〜11月末〜12月頭

自分の研究発表の準備と論文指導・相談で忙殺されているけれども色々見てます。 京都ドイツ文化センター共催講演会「ドクメンタ12を振り返って」 2007年11月28日(水) 於:京都国立近代美術館 何かと話題に上るドクメンタ12。そのキュレーターが実際に話をし…

デジカメとデジタル写真

id:BunMay:20071125#p1でデジカメの話が出ていたので、ちょっと補足しておきます。デジタル写真の特徴はいくつもあるだろうけど、一つにデータである点。つまり、デジカメで撮影され、パソコン画面上で見るものを、通常「写真」として認識しているけれども、…

告知

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id:morohiro_sさんのとことまったく重複してしまってますが、最近いただいた展覧会の告知。 グループ展「small-ness」 出品作家:芳木麻里絵、寺田就子、榎木友香、大島幸代/井浦崇 キュレーター:島本浣 場所:むろまちアートコート(京都市下京区室町四条…

第十回視聴覚文化研究会

次回の研究会の詳細が決まりましたのでお知らせいたします。 第十回視聴覚文化研究会 (第一回芸術学研究会との合同研究会となります) 日時:2007年12月16日(日)13:00〜 場所:神戸大学文学部 新館351教室 【第十回 視聴覚文化研究会 発表要旨】 「撮れる…

サイト

mixiでも書きましたが、視聴覚文化研究会のサイトを新たに製作しました。 視聴覚文化研究会 そのついでに、自分のサイトも大きく更新。 Grapefruit Juice

携帯小説

【「あんた!ケータイ小説ばっかり読んでないで、マンガでも読みなさい!」 - 昆虫亀】でケータイ小説が話題になっていたのでちょっと覚書として。ちなみに、僕はケータイ小説は読んだことがないし、『恋空』も『DeepLove』も読んでませんし、見てもいません…

BIWAKOビエンナーレ

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先月末に見てきたBIWAKOビエンナーレに*1ついて、書くのを忘れていた。近江八幡で開催された今回のビエンナーレは、近江八幡ゆかりの作家を中心に、古い町屋や資料館として利用された古い建物を中心に展示されていた。Genius Loci(ゲニウス ロキ)がテーマ…

未完の過去

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先日、11月3日と4日の2日間に亘って開催された国立国際美術館開館30周年 記念シンポジウム「未完の過去 − この30年の美術」*1を聞きに行ってきた。このシンポは、「アジア」「サブカルチャー」「ジェンダー」「国際展」「美術館」という5つのセクションを通…

唐ゼミ 鉄仮面

先週の土曜日、旧立誠小学校で行われた唐ゼミ*1公演「鉄仮面」を見てきた。運動場に作られたテント小屋。観劇はずいぶんと久しぶり。最後に見たのは劇団四季の「アイーダ」か。ニットキャップの新人公演も宣伝美術の仕事(ノーギャラ)を請け負いながらも本…

鳥蜂

Please Clap Your Handsアーティスト: Bird & The Bee出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 2007/08/24メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る 二枚目のアルバム。というかミニアルバム。まったり感健在。

知のリテラシー 文化

知のリテラシー 文化作者: 葉口英子,河田学,ウスビサコ出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 「漫画」「ファッション」「映画」「音楽」「建築」「写真」「絵画」「美…

未完の過去

展覧会を見に行った際にチラシで知りました。面白そうなので時間の都合がつけば是非聞きに行きたい。 「未完の過去 − この30年の美術」 11月3日(土・祝)、4日(日) B1階講堂にて 国立国際美術館開館30周年 記念シンポジウム →国立国際美術館 NMAO

現代美術の皮膚

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先日の日曜日、国立国際美術館で開催中の展覧会、「現代美術の皮膚」を見てきた。アイデンティティを規定するものとしての皮膚を扱ったもの、あるいは支持体として刻印される場としての皮膚、世界と自己が交流する接触面としての皮膚が焦点化された作品群が…

美学会

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北海道は札幌、10月6,7,8日の美学会全国大会で発表してきました。結局、原爆写真論、写真集論、東松照明論という三つの視座が散発的だったところが致命的な欠陥。反省点は数多くあれ、沢山の人に聞いていただいて感想をもらえたのは、うれしかった。反省の結…

美学芸術学会第10回大会

美学芸術学会第10回大会のお知らせ 日時:2007年10月27日(土) 場所:同志社大学今出川校地 神学館チャペル ≪プログラム≫ 【研究発表(第一部)】(11:00〜12:00) (神学館チャペル) 1930年代のハイデッガーにおける〈美学〉という問題 同志社…

Catch and Release

art

知人から展覧会のお知らせをいただきました。 Catch And Release 2007.9.20.thu〜2007.10.2.tue 西園淳 展 場所:hi-ho - 404 Not Found 『Catch And Release』はブラックバス釣りなどのスポーツフィッシングの用語で「釣った魚を逃がす」こと。今回はイメー…

ゆるキャラ

各地で人気を集める「タワーご当地キャラクター」が13日、京都市下京区の京都タワーに勢ぞろいし、全国のタワーをPRした。 大阪・通天閣の「ビリケンさん」の置物(写真手前)と、(同後列左から)大阪・梅田スカイビルの「そららちゃん」、札幌・テレビ…

エヴァとか。

思えば、ヱヴァンゲリヲンが公開されていて、ルナシーが復活ライブして、ブリグリも再結成して、J(S)Wも復活して、米米が復活して等々、なんと言うか青春時代の亡霊というか、別にどっぷり取り付かれていたわけではないにしても、変な感じだ。取り付かれてい…

何故蛾なのか。

モスラの精神史 (講談社現代新書)作者: 小野俊太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (42件) を見る 息抜きもかねて購入。1961年に公開された映画「モスラ」について、何故蛾であったの…

Jump the Sandwich

Flickrの契約期限がせまっていて更新したので、久しぶりにFlickrでいろいろ物色してみた。 Assignment: Jump the Sandwich 右手前の正面を向いた人形。飛んでる女性のしっかりとしたカメラ目線。その親指の直立と、背面の壁面に移るシルエット――微妙に立った…

「終戦」記念日

一般的に終戦記念日といえば8月15日とされているけれども、実はポツダム宣言が受諾されたのは8月14日だし、実際に調印したのは、9月2日だったりする。海外での終戦記念日、対日戦争終結の日というのは、9月2日とされているところが多いようだ。8月15日という…

日常性

結局そのまま某ミーティングへ。約束していた文章は間に合わず。反省。日常性という概念は頻繁に現代美術の中でも、あるいは写真論の中でも登場するが、なかなかとらえどころの無い概念。最近アメリカで、ルフェーブルの再評価が高まっているとちらっと聞い…

イメージ(論)の臨界

昨日は、京大へ「イメージ(論)の臨界」を聞きに良く。非常に凝縮された発表を合計八本聞いたわけだけれど、濃密過ぎた。気になったのは、全てを等価に「イメージ」と括ってしまうことに対する懸念。写真も絵画も、YouTubeも全て同じ俎上に乗せてしまって良…

フィロソフィア・ロボティカ

フィロソフィア・ロボティカ ~人間に近づくロボットに近づく人間~作者: 櫻井圭記出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2007/07/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (11件) を見る 読みたい本。諸…

2006年の気象衛星画像をつなげて動画にしたもの。ある意味というか、まさに定点観測。こういう映像だと、実際に低気圧とか高気圧とかがよくわかるし、すごく面白い。 【地球ヤバイ】2006年の気象衛星画像を全部つなげてみた。日本編 ‐ ニコニコ動画(原宿) ちな…