沖縄0年
コレに言ってきた。シンポ後の打ち上げにもお邪魔して色々貴重な話をお聞かせいただきありがとうございました。
「写真0年 沖縄」名古屋展
http://www.chukyo-u.ac.jp/c-square/2007/tokubetu/tokubetu_top.html
2007年12月3日(月)−12月22日(土)
関連イベント
開催日:2007年12月22日(土) 入場無料
開場:12:30
- 映画上映
- 上映:13:00〜
- 「カメラになった男 写真家中平卓馬」
- (小原真史監督/2003年/2006年初公開/日本/91分)
- ビデオ上映
- 上映:14:45〜
- 「島クトゥバで語る戦世」
- (2006年/琉球弧を記録する会/60分)
- シンポジウム
開演:16:00〜(終了18:00)
- パネリスト:比嘉豊光(写真家)・浜昇(写真家)・北島敬三(写真 家)・
小原真史(写真評論家・映像作家)・倉石信乃(写真評論家)
- 司会:森本悟郎(C・スクエア キュレイター)
浜さんと話をしていたのだけれど、いわく、デジタルとアナログは決定的に違うとのこと。それはネガの存在。アナログにしてもデジタルにしてもマニュピレーションは可能であり差異は無いという言い方も出来なくはないが、実はネガそのものは操作できない(しない)し、ネガが破損してしまえば焼き付けることも出来ない。フィルムを使ってきた写真家にとってネガの有無というのは決定的に異なるそうだ。そこは考えてみたい。「カメラになった男」の中で中平がネガを丹念にチェックする場面が印象的だ。あと、ちょっとずれるけど中平氏の日常的な所作の中で非常に気になる指の動き。人差し指がインデックス・フィンガーであることを意識してしまうような独特な指の動き。あの指の先にあるものを知りたい。
また、東松照明に関して本だけではわからない情報がたくさん知れたのは非常に収穫だった。結局、沖縄展なのに名古屋で開催されるこの展覧会もシンポジウムも(もちろん那覇でもやってたけれど)東松照明から出発している。