BRUTUS

「少年は写真を撮るために生まれてきた」という何とも歯が浮くようなキャッチコピーを伴って今号のブルータスは写真特集。ずっと前のブルータスの特集、「現代美術と日本美術」(とか何とか言う、そんな感じの)特集以来、ブルータスという雑誌はことアートに関しては正直信用はおいていなかったのだが、今号は杉本博司氏の幼少のころ撮影した写真がちょこっと載っていたのと、ウォルフガング・ティルマンスがこの秋東京で個展を開くという情報につられて購入してみた。案の定、内容とか取り上げる作家は特に一貫性があるわけでもなく、面白くはない。(もちろん個々の写真自体に面白いのは少なからずあるのは言うまでもないけど)「少年」っとか言うといて野口里佳とか森本美絵とかも取り上げてるし(笑)