研究会
今週末に研究会・シンポジウムを行います。
第十四回視聴覚文化研究会
特集「身体改変」
- シンポジウム主旨
1950年代に始まるメディア・テクノロジーの普及と進展を通じて、私たちは、身体とメディア・テクノロジーの問題に直面しました。それから半世紀を経た現在においても、この問題は、依然として、非常に広範な領域を横断するホットな問題であり続けています。近年のポスト・ヒューマン論にもつながる古くて新しいこの問題において、「身体改変」は常に鍵となります。今回で14回目を迎える視聴覚文化研究会もまた、この「身体改変」に焦点を合わせます。太田純貴史による研究発表では、身体の「どもり」という概念を通じて、そして吉岡洋氏と泊博雅氏をパネリストとして、門林岳史氏を司会・コメンテーターとしてお迎えするシンポジウムでは、「ドーピング」という概念を通じて、従来のメディアおよびメディア・テクノロジーと身体との関係を問い直すことが中心的なテーマとなります。