森美術館
「日本美術が笑う展」「笑い展」「グレゴリー・コルベール展」の三つを駆け足で。「日本美術」は埴輪から始まり、曾我蕭白、伊藤若冲、河鍋暁斎、池大雅、白隠、等等と続き、円空の彫刻で終わる。笑いをキーワードに日本美術を探る展覧会。何よりも展示の仕方が丁寧で、非常に近い距離で作品を見ることが出来るのがありがたい。肩の力を抜いて気楽に見れるコンテクストを作りながらも、きっちりと作品を展示し、解説も丁寧だったのが好感が持てた。一方で「笑い展」は現代美術を同じく「笑い」という視点で集め、展示したもの。会田誠の見事なビン・ラディンっぷりが良い感じ。「グレゴリー・コルベール展」には実際にグレゴリーさんがたまたま来てた。大人数に囲まれてたので、話をすることは出来なかったけれど、非常にごつい方でした。