旅のお供

旅行に行く際にいつも持って行く物が、

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)


この文庫本。海外に行くときもちょっとした国内旅行のときも持っていくようにしている。特に誇らしく語れるような理由があるわけではなく、習慣というべきか、もしくはある種の願掛けに近いのかもしれない。実は今持っているのは二冊目。古本屋で買った一冊目はぼろぼろになってどこかに消えてしまった。冒頭部の

象について何かが書けたとしても、象使いについては何も書けないかもしれない。

という、示唆的な一文がなぜか印象深く頭に残っている。