Scotlandの朝食

旅行は主にスコットランドを巡ったのですが、旅行中密かに楽しみにしていたのが、朝食。基本的にメニューは毎回同じようなものばかり。トーストにカリカリのベーコン、ソーセージ、卵、そしてコーヒー、ときにはポリッジやスコーンがついたり。といってもソーセージは自家製なのか食す先々で味が異なるし、トーストに添えられたジャムの種類も豊富。同様のメニューゆえにそれぞれの宿間の差異が際立ってて毎朝が幸せだった。ただ、コーヒーはどこもあまり美味しくなかった。いや、おいしくないと書いてしまうのはフェアではなくて、僕が日々飲んでいるものとは異なっていたということ。まるで紅茶に見間違うほど薄く透き通っていた。コーヒーは――僕にしては珍しく――朝食時にしか飲んでいないのでもしかすると朝用なのかもしれない。水っぽいといえばそれまでだけれど、何処と無く香ばしくて、例えるなら玄米茶の香ばしさと近い。