パソコンに熱中するとキレやすい…脳科学者が指摘

長崎県佐世保市で、小6女児が同級生の女児に首を切られ死亡した事件。加害者の女児はインターネットが趣味で、ネットの掲示板で悪口を言われたことなどが犯行の動機として浮上している。女児は、なぜ残虐な犯行に走ったのか。すでに精神鑑定を行う決定も出ているが、脳科学者からは、長時間のパソコン使用が脳の働きに悪影響を及ぼすとの見方が示されている。  「パソコンやテレビゲームに長時間興じると、創造力や理性など人間らしさに関係する脳の前頭前野と呼ばれる部分の機能が低下する」。日本大文理学部森昭雄教授は前頭前野の活動が低下した状態を「ゲーム脳」と呼ぶ。  森教授は、加害女児も好きだったチャット(ネット上のおしゃべり)を行っているときの前頭前野の脳波を、3人に対して調べた。最初の5―10分は脳の活動を示すβ波が増えたが、その後は出なくなった。携帯電話によるメールや漫画本、アニメでも同様だった。  ネットとはいえ、文章を作るために脳は活動していると考えがちだが、森教授は「チャットや携帯メールは文章を練らず、惰性でやっている」と指摘する。前頭前野が弱くなると、自己抑制が出来ず、動物的、本能的に行動するという。

サンプル数が三人ですか!どうしてもパソコンとかテレビゲームのせいにしたいようですね。ある世代より下の人たちってのはテレビとかが生まれたときから其処に自然にあったわけで、そういうメディアに対する親和性が、それ以前の世代の人に比べたら高いからなのではないでしょか。
追加。
斎藤環氏による根本的な批判。