メモ。


黄泉がえり スタンダード・エディション [DVD]

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ギプス [DVD]

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個人的塩田明彦特集。あと「月光の囁き [VHS]」と「カナリア [DVD]」と「害虫 スペシャル・エディション [DVD]、「どこまでもいこう [DVD]」とかを見たい。「害虫」と「月光の囁き」は見たのがずいぶんと前なので、改めて見たい。記憶が確かなら、「黄泉がえり」は何かの作品*1の穴埋め的に二週間限定で公開されたのが思いのほかヒットして、そのまま塩田明彦は東宝の邦画ラインナップの常連となった。塩田監督という人は、身体というのが結構重要なモチーフとしてある。「月光の囁き」や「ギプス」ではまさに、身体の不自由さと煽情性が結びつく。その傾向は東宝のメジャー作品でも垣間見える。「黄泉がえり」でも竹内結子は足を痛めるし、「この胸いっぱいの愛を」でも最終的にミムラは松葉杖をついて歩く。ほかの作品がどうなのかはよく覚えてないし見てないのだけれど、いまやってる「どろろ」もまさに身体の欠落だし。
そういえば、学部のころ「月光の囁き」を見て、薦めてくれた友人と妙に盛り上がっていたのをふと思い出した。

*1:辻仁成が結婚して「サヨナライツカ」の映画化がなくなったからだったかな。この辺曖昧。