最近映画ネタばっかりだなぁ。反省。

今日を持って南街会館(難波駅のすぐ向かい)が50年の歴史を閉じました。その閉館イベントとして過去東宝系で上映した映画を31日、1日とでずだだだっと上映。しかも一本500円、ソフトドリンク100円というリーズナブルな料金設定。自分も東宝系の映画館でアルバイトしている身、中々感慨深いものがありました。で、上映された作品は以下の通り。
◇1月31日(土)  〜洋画天国〜 
S34年「ベン・ハー」11:00〜。
S37年「アラビアのロレンス・完全版」15:30〜。
S47年「ラスト・タンゴ・イン・パリ」(R-15)12:50〜、17:50〜。
S49年「ガルシアの首」10:30〜、15:30〜。
S52年「未知との遭遇」13:10〜、18:10〜。
S61年「トップガン」10:50〜、15:50〜。
S62年「アンタッチャブル」13:20〜、18:30〜。
S63年「グラン・ブルー」オリジナルバージョン10:40〜、15:50〜。
H1年「ブラック・レイン」13:20〜、19:00〜。
H6年「フォレスト・ガンプ」10:20〜、16:00〜。
◇2月1日(日)  〜邦画天国〜
S29年「七人の侍」(上映前 浜村淳さんトークショー有り)15:30〜。
S37年「ニッポン無責任時代」11:00〜、13:00〜。
S40年「エレキの若大将」10:30〜、15:10〜。
S49年「伊豆の踊り子」12:40〜、17:20〜。
S54年「太陽を盗んだ男」13:50〜。
S57年「ハイティーン・ブギ」11:10〜、16:50〜。
S61年「タンポポ」11:30〜。
S62年「私をスキーに連れてって」14:10〜。
S63年「AKIRA」16:30〜。
H9年「ラヂオの時間」12:50〜、17:30〜。
H10年「踊る大捜査線」10:20〜、15:00〜。

昨日31日は所用があったのでいけませんでしたが、本日行ってまいりました。見たのは「私をスキーに連れてって」&「AKIRA」。本当は「AKIRA」だけ見るつもりで、自分の所の営業さん経由でチケットは手に入れていたのですが、どうせなんでその前に一本見てきました。「私を〜」は初めて見たのだけれども、ん〜時代を感じます。キスもしないラブストーリーって今ではほとんどないですよね。でも作り手の気の効いた演出が物凄く優しい気持ちにさせてくれます。伏線の貼り方がほんと上品でした。演技は正直稚拙だけれども一つ一つにシーンが大切に撮られているのがわかります。監督は馬場康夫さん。
そして「AKIRA」。もちろんこれまでに見たことはあったのだけれども大画面で見ることが出来たのは良い経験でした。見終わった後、知りありの社員さん&うちの支配人(!)とばったりあって少し話していたのですが、やっぱり劇場で観ることはもう不可能なことなわけだから、見ていてよかったやん、とのこと。現存する最良のプリント(フィルム)を使っているにもかかわらずやはり画面の粗さや、音が切れるのは気にならなかったといえば嘘になります。やっぱ映画をビデオやDVDで見るのは二回目以降でしょう。映画はやっぱり大画面、大音量で見ることを前提に作られているんやから劇場で見るべきです。で、「AKIRA」に話を戻します。実際大画面で見て思ったよりディテールにこだわっているのだな、という印象をうけました。正直初めてDVDで見た時(今のアニメと比べて)大雑把だなという感じだったのですが、大画面で見てこだわるところと、聞こえは悪いけれども手を抜くところはわけてるんだと思いました。人の表情とか動きには気を使ってるけれども、煙とか炎は結構粗い。押井守と逆?とか思ってみたり。そう単純でもないですが。