視聴文研

視聴覚文化研究会於神戸大学後BBQという一日。だんだんと参加人数が増えてきたのは嬉しいし良いことだと思う。ただひたすら肉を食す。各発表の感想と自分の発表の反省と課題はまた今度書かせていただきます。
さて、id:morohiro_sさんからのトラックバック。沖縄イメージの構築の源泉をハワイにあるとするとき、東松はどう関るのか?という話。東松は、メディア・観光とは異なった、もう一つの文脈から沖縄を捉えていると思います。それは、「占領」に、あるいは近代化に染まる以前の純粋な日本という文脈。岡本太郎的に言うのであれば「忘れられた日本」というものでしょうか。岡本太郎と同じアプローチで、沖縄へと接近しているのだと思います。無垢な日本人の姿を南方に見る東松は、宮古島に滞在した後、起源を求めてだろうか、東南アジアへと向かう。東南アジアへと向かうことをきっかけに、東松はモノクロからカラーへと移行するわけですが、それはなぜか、というのは考え中です。東松自信は「カメラも何も持たずに行ったら、行きがかり上そうなった」と言っているのですが、はてさて。南部とカラー、どこかで聞いた話ですが・・・。