於さらさ

そして今日は、ユリムさんの展覧会、最終日パーティーへ。*1参加者は、出展者、ユリムさんの高校時代から、現在までの友人、約80人。知らない人しかいないだろうな、と思っていたのだけれど、意外にも出展者の中にかつてのバイトの先輩がいて*2、その方がバイト時代の方々を引き連れて参上。奇妙な同窓会的状況に。何よりもその方が写真を始めていた事を知らなかったし、こういう形でまた再会できたのは凄く嬉しい。その方は、今日ユリムさんに紹介していただいた有田さんがされている、大阪の「Early Gallery」*3で四月に展覧会をされるとのこと。また詳細な情報が入り次第、ここでも告知します。
ユリムさんの展覧会「gallery yurimu」のコンセプトは『写真をもっと多くの人に知ってもらう、見てもらうためには』ということ。それゆえ、観賞者がある程度固定されていて、敷居が高いと思われがちなギャラリーではなく、「さらさ」といった喫茶店を展示場所に選んでいる。出展者は、ユリムさん御自身の付き合いのある方々から選ばれているようで、12人の作家がそれぞれ複数枚の写真を展示していた。写真は壁面につるされ、写真の飾られた空間で来場者はお茶を飲み食事をし、写真に目をやる。せっかくギャラリーとの差別化を図っているのだから、展示方法ももう少し意識的に壁面展示を避けた方が面白いのでは、と昨日足を運んだときには感じた。けれども、今日パーティーに参加して、その「場」を改めて見てみたり、ユリムさん御自身に色々聞いて見たりしてちょっと違った見方が出来た。今回のパーティーは、様々な人が狭い空間にぎっしり詰め込まれていたのだけれど、その多くは特に写真を撮っていたり、いわゆる芸術に興味があるわけではない。そこに僕であったり出展者であったりギャラリストであったりが混じっている。様々な人たちが集まり話をする空間としての今回の展示。こういったパーティーにおけるユリムさんを媒介とした人と人との関わりも含めて今回の企画を見れば、このコンセプトは成功していると言える。まさに「gallery yurimu」。妙に納得してしまった。
ユリムさんはもう、直ぐに東京に経ってしまうとのこと。新天地でも頑張ってください。

*1:[http://ameblo.jp/yurimu/entry-10010272749.html:title]

*2:昨日行ったときは気が付かなかった。

*3:[http://www15.ocn.ne.jp/~earlyee/:title]