休息

今日は一日休憩の日に決めてだらだら過す。

パリ・ルーヴル美術館の秘密 [DVD]

パリ・ルーヴル美術館の秘密 [DVD]


を以前録画していたのを忘れていたのを思い出し観賞。物凄く面白かった。内容としてはルーブル美術館の裏方の作業を捕らえたドキュメンタリーなのだけれど、映像の語り口が面白い。特に美術品をたたえるでもなく、そこで働く人間のヒューマニティーを殊更取り上げるでもなく、かといって淡々と撮影しただけの退屈な「日常」でもない。何を撮っているのかというと、美術品の運搬、制服の至急、昼食、休憩など、確かに「日常」ではある。しかし、カメラワーク編集でその「日常」が面白く演出されている。例えば人工呼吸用の人形がギリシャ彫刻とマッチングしてたりとかフレーミングで移動中の彫刻が歩いているように見えたりとか。ここにはルーブルの裏側を白日の下に晒すといった意識は無い。カメラは決して透明ではないのだ。それは職員、学芸員たちがカメラをじっと見つめるラストのシークエンスにも現れている。そして最後に「演技をしてくださった職員の皆様に感謝」といった内容のテロップが入る。これまでの「真相究明型」のドキュメンタリーに反抗とまでは言わないけれども意識はしているのは確実だと思う。