『大正イマジュリィ』No.4

先日届きました。拙稿「伊奈信男『写真に帰れ』再考--『宣伝扇動』写真のマニフェスト」も掲載されています。 『大正イマジュリィ』No.4(2008)、大正イマジュリィ学会、2009年9月 小特集1:震災と美術 5 前田興「鹿子木孟郎から見た関東大震災」 6 萬木康…

スクーリング

先週末、土日は京都造形大でスクーリング。今年は「近現代美術」で、僕が担当したのが日本の「コンテンポラリー・アート」を2コマ。前日の西洋におけるコンテンポラリー・アートの授業を受けつつ、アプロプリエーションを軸ににして、森村泰昌と村上隆を中心…

野島康三展(@京都国立近代美術館)

今日は学校に行く前に京都国立近代美術館へ。写真家としての野島康三を見せる一方で、画廊「兜屋畫堂」や自邸のサロンなどを通じて行ってきた同時代の作家たちの支援者としての彼の姿を見せようとする展覧会。特に中原悌二と富本憲吉との関係に焦点を当て、…

瓜生祐子展(@neutron)

先日、初日に見てきました。 『瓜生祐子展』 2009/8/4 Tue - 16 Sun 於:neutron 繊細な色彩と綿密な線描で描かれている一方で、ところどころに顔をのぞかせる原色がアクセントとなっている。そこに描かれる山脈や大地、河川や湖は互いに連動し、うねるよう…

驚き

研究室の先輩である藤野可織さんが芥川賞候補になっていた。 いやしい鳥作者: 藤野可織出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (21件) を見る

表象文化論学会

週末、土日は京都造形大学で表象文化論学会。一日目のシンポジウムでは「表象文化論のアクチュアリティ」を問題にしたもので、「免疫」、「多孔」、「液晶」をキーワードに展開されていた。一方で様々な領域を「多孔的」に越境し、他方でそれゆえに「免疫」…

イベントのお知らせをいただきました。 SHANGHAI-NOON【情報館のサイト】 1、講演:上海インディペンデント・アートシーンの現在 日時:6月30日(火)16:30〜18:00 場所:京都精華大学情報館メディアセンターホール 入場:無料 講演者:張熹(アート・コー…

豆腐と油揚げ

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もう一つ告知。gadget展でご一緒した中村裕太くんの個展です。 中村裕太 展「豆腐と油揚げ」 会場:ニュートロン京都(〒604-8166 京都市中京区三条通烏丸西入る御倉町79文椿ビルヂング2階) 会期:2009.5.12(火)〜5.24(日) 開館時間:11:00〜23:00 最終日21…

藤部明子「at zero」

展覧会の案内をいただきました。 藤部明子「at zero」 会期:2009年5月12日[火] - 6月21日[日] 時間: 平日: 8:30-19:00 土 : 8:30-18:30 日 : 10:00-16:30 *5/29(金)は 13:00-22:00 会場:明治大学生田図書館 Gallery ZERO 044-934-7945 川崎市多摩区東三田…

展覧会

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gadget展に出展していた西園くんから、青田くんとの二人展のお知らせを頂きました。 「青田真也・西園淳」 Dates : 2009年4月30日-5月24日(※会期中の木、金、土、日曜日オープン) Hours : 13:00〜18:00 Place : GALLERY IND. (ギャラリー アイエヌディー) …

現代アートと写真

「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」(@サントリー・ミュージアム天保山)を見に行く。明るい展示室と暗い展示室がうまい具合に対比されていた。選出された作家は、有名どころから若手まで幅広い。じっくりと作品を見ていくと、様々…

gadget展

おくればせながら、gadget展トーク・セッションを文字おこしして、サイトにアップしました。 http://arata-h.sakura.ne.jp/contents/gadget_talk01.html また展覧会のページを更新し、出展作品の写真をアップしました。 http://arata-h.sakura.ne.jp/content…

加藤友美子写真展monologue「モノローグ」

東京の加藤さんより、展覧会の案内をいただきました。東京方面のの方は是非足を運んでください。 加藤友美子写真展 monologue「モノローグ」 2009年4月10日(金)〜2009年4月16日(木) 12:00〜20:00(最終日18:00まで) 新宿眼科画廊廊 〒160-0022 東京都新宿…

新年度

さて、新年度。新年度らしくいろいろな書類作成とかをしつつも、同時進行で今更ながら昨年末に行った展覧会の報告書も作成中。トーク・セッションの文字おこしなどなど。量が多いのと、雨が降っていたこともあって聞き取りにく箇所も多く思いのほか手こずる…

研究会のお知らせ(二つ)

まず一つ目 第十六回視聴覚文化研究会〜卒論修論発表会〜 日時:2008年3月19日(木)13:30〜 会場:神戸大学 文学部 B棟1F 152視聴覚室【会場案内】 発表要旨集 研究発表 苦痛の共有と演劇性−カラヴァッジョ《ホロフェルネスの首を斬るユディト》に対する…

学会終了と披露宴

さて、14日の学会発表、終了しました。奇しくも前半の発表者も同時期における「映像論争」に関する発表で、非常に勉強になった。僕の発表は写真における論争(いわゆる名取=東松論争)に関したもの。従来だと、写真が他のメディアから自立していく過程とし…

映像学会

今週末ですが、学会発表します。 日本映像学会関西支部 第56回研究会 日時:平成21年3月14日(土)午後2時より 場所:同志社大学今出川校地 寧静館(ねいせいかん)5階会議室 研究発表 映像論争試論1958−1960 立命館大学衣笠総合研究機構 友田義行 「報道写…

研究会

第15回視聴覚文化研究会/第3回神戸芸術学研究会 特集「カント感性論の現在形」【特設ページ】 研究会主旨:コンピュータ・テクノロジーの到来によって大きく変化する社会において、カント哲学、とりわけ感性論を私たちはどのように捉え、または捉え直すこと…

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様のますますのご活躍を心からお祈りしています。

gadget展終了

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gadget展、無事終了しました。深夜バスで東京から日帰りで見に来てくださった方がいたり、露光研で知り合った方が見に来て下さったりと、たくさんの方にご来場いただきました。本当にありがとうございました。

研究会

今週末に研究会・シンポジウムを行います。 第十四回視聴覚文化研究会 特集「身体改変」 日時:2008年12月20日、13:00〜17:00 会場:京都大学文学部新館第六講義室【会場案内】 来聴歓迎 シンポジウム主旨 1950年代に始まるメディア・テクノロジーの普及と進…

明日が初日

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先日告知しました企画展覧会、gadget展、明日が初日です。今日は搬入作業。随分とバラエティーに富んだ展示になってます。見ていて、ちょっとイラっとしつつも、それでいて、どこか憎みきれない、かといって、こちらから積極的にアプローチしても、はぐらか…

コンテンポラリー・アート

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展覧会に向けて、スーパー・フラット以降の日本の現代アートに関する諸言説を整理。 マイクロポップの時代:夏への扉作者: 松井みどり出版社/メーカー: PARCO出版発売日: 2007/03メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件…

gadget展

日が近づけば改めて告知いたしますが、今村遼佑、中村裕太、西園淳、芳木麻里絵の四人の作家による展覧会を企画しました。テーマは〈gadget〉です。四人はこれまで、既製品を用い比較的小型の作品を制作してきました。こうした作品を〈gadget〉という概念を…

視聴文研

随分と遅くなってしまったけれども先週の研究会に関して。 id:nobu0125(プライベート・モードになってるけど)による筋肉表象の発表「イメージのなかの身体―20世紀初頭フランスの身体表象についての考察」は、身体に関する複数の表象のモードがどのように関…

@Media city Seoul

Researching Photography 2

良知暁さんから、以下のトークイベントのお知らせをいただきました。 斎数賢一郎(編集者) x 良知暁 ■前回の『Researching Photography』ではイギリス写真教育(同時にそれは"写真を観る"ため)のキーワードとなる"Research"という概念を紹介しました。今回…

第1回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会

講演会のお知らせをいただきました。(サイトはこちら) 「視覚文化としての〈文化住宅〉」 講師:ジョルダン・サンド Jordan Sand(ジョージタウン大学准教授) コメンテーター:中川理(京都工芸繊維大学大学院教授) 司会:佐藤守弘(京都精華大学准教授)…

MinMin染色展−故郷の記憶−

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展覧会のお知らせをいただきました。 MinMin染色展 −故郷の記憶− 場所:Gallery Maronie GALLERY4 会期:2008年10月28日(火)〜 11月2日(日) 開催時間 12:00p.m.-8:00p.m.(日曜日6:00p.m.まで) 月曜休館 入場無料 私は留学生として、異国で見たり、聞いた…