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様式の闘争としての「修復」

件のスペイン宗教画の「修復」を改めてちゃんと見てみた。別に意図的に無茶しているわけではなく、もとの絵を踏まえた上で、それをきちんと再現しようという努力はしてる。その意味で、技術的には稚拙であるものの、別に作品を雑に扱っているわけでは決しな…

Blind Spot vol.3 ―写真の未来―

いよいよ、さしあたりの最終回です。今回は、これまでの議論――写真の現在、写真の過去――を踏まえた上で、写真の未来へと思いを巡らせてみたいと思います。 Blind Spot vol.3 ―写真の未来― 会場:MEDIA SHOP 時間:18:00〜20:30 参加費:500円 ゲスト:高橋耕…

日本初期映画のプラクティス――興行・観客・都市――

上田学『日本映画草創期の興行と観客―東京と京都を中心に』刊行記念トーク・ショー 日本初期映画のプラクティス―興行・観客・都市― 日時:2012年7月28日(土)18:30〜20:30 会場:MEDIA SHOP 料金:500円 ゲスト 上田学(早稲田大学演劇博物館招聘研究員・立…

トーク・イベント「Blind Spot」Vol. 2

少し間が空いてしまいましたが、写真について語り、考えるイベント「Blind Spot」第二回を行ないます。今回は、前回の「写真の現在」を踏まえ、現在へと至る写真の歴史を、特にアメリカと日本の文脈を中心に議論していこうと考えています。前回の話を聞かれ…

トーク・イベント「Blind Spot」

この度、トーク・イベント「Blind Spot」を開催する運びとなりました。これは、シリーズ・イベントとして「vol.1 写真の現在」「vol.2 写真の過去」「vol.3 写真の未来」と3回に分けて、写真家の鈴木崇氏と共に、写真を語らう場として創設した、公開ミーティ…

トーク・セッション盆栽 その後

トーク・セッション盆栽、ご来場くださった方、本当にありがとうございました。盆栽を取り上げたうえで、それを軸に各時代の文化論へと展開していくことの可能性が提示できたと思います。もっと深めることができる点も多々あったと思いますが、そこは反省点…

シンポジウム「震災と映像」

以下のシンポジウムに登壇します。 関西大学東西学術研究所特別講演会/比較映像文化班研究例会 シンポジウム「震災と映像」 日時:2012年1月28日(土)13:00–17:30 場所:関西大学千里山キャンパス以文館4階セミナースペース 主催:関西大学東西学術研究所…

トーク・セッション 盆栽

来年ですが、以下のイベントを行います。 日時:2012年1月14日(土)15:00~18:00 場所:Social Kitchen 2F(京都府京都市上京区相国寺門前町699) 料金:800円 メンバー 盆栽研究家:川崎仁美 美術家 :苅谷昌江 建築工芸 :中村裕太 視覚文化論:林田 新 …

トーク・セッション 盆栽

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来年ですが、以下のイベントを行います。 日時:2012年1月14日(土)15:00〜18:00 場所:Social Kitchen 2F(京都府京都市上京区相国寺門前町699) 料金:800円 メンバー 盆栽研究家:川崎仁美 美術家 :苅谷昌江 建築工芸 :中村裕太 視覚文化論:林田 新 …

第14回美学芸術学会

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今週末以下の学会を行います。 第14回美学芸術学会 日時:2011年10月29日 場所:同志社大学今出川校地 至誠館S21教室 研究発表(前半:13:45〜14:45) 「森山大道『写真よさようなら』の独自性について―暗室作業を手がかりに―」 松浦 葵(博士課程後期) 「…

写真を剥がし洗浄すること

美学会@仙台へ。せっかくなので、新聞記者をやってる友人と学芸員の友人からの勧めもあり、学会三日目の午前中、前々から興味を持っていた写真洗浄をやってる所(閖上小学校体育館)に見学にいってきた。短い時間だけど微力ながらお手伝いをさせてもらった…

「場所性」の瓦解

トーク・イベントは無事終了。宵山で混雑する中ご来場下さった方、本当にありがとうございました。さて、トークの最後に話そうとしたけれどもわちゃわちゃして上手く話せなかったこと。場所に根差さないアイデンティティの在り方についての話題です。結局整…

ストレイ・ドッグ

以下の論文を翻訳しました。甲斐義明さんとの共訳です。 サンドラ・S・フィリップス「森山大道 ストレイ・ドッグ」『森山大道 オン・ザ・ロード』月曜社、2011年 本論は、国立国際美術館にて開催中の「森山大道写真展 ON THE ROAD」の展覧会図録に収録されて…

手のひらの中の風景

久しぶりの更新です。以下のイベントを開催することになりました。 佐藤守弘『トポグラフィの日本近代』刊行記念トーク・ショー「手のひらの中の風景――景観表象をめぐるポリティクス」 日時:2011年7月16日(土)18:30〜20:30 会場:MEDIA SHOP 料…

「佐伯慎亮×3D」写真展

以前トーク・イベントでご一緒した佐伯慎亮君【WEB SITE】から展覧会の案内をいただきました。東京の方、ぜひ足をお運びください。 写真展『佐伯慎亮 × 3D 京都精華大学ビジュアルデザイン学科>』 会期 : 2011年3月3日(木)〜3月12日(土) ※7日(月…

映画を見るという経験とは何か?

幾分、日にちが空いてしまったけれども、トーク・イベントに足を運んでくださった方々、ありがとうございました。『映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)』は、数年間にわたる長谷先生の映画についての論文を断章形式でまとめたもの。トークの中から、…

映画を見るという経験とは何か?

2月22日に以下のトーク・イベントに参加します。 長谷正人『映画というテクノロジー経験』刊行記念トーク・ショー 「映画を見るという経験とは何か?」 ―映画を見るという経験とは何か?― 映画をめぐる素朴かつ根源的なこうした問いを、リュミエール、山中貞…

無声映画研究会

今週末も研究会をします。 視聴覚文化研究会共催・早稲田大学演劇映像学連携研究拠点2010年度公募研究「説明台本を基礎とした弁士の機能に関する総合的研究」研究発表会 研究会主旨 無声映画を研究しようとするならば、語り芸や伴奏音楽、ライブ・パフォーマ…

タイムマシン/タイムトラベル

先週末は、研究会「特集:タイムマシン/タイムトラベル」。タイムトラベルというのは、科学的な問題なのではなく、時間を空間として表象するという意味で修辞・表象に関わる問題であり、二つの時間のズレを表象するためには第三の視点が要請され、そうした…

ミスト

ミスト [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2010/02/17メディア: DVD購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (32件) を見る スティーブン・キングの原作をフランク・ダラボン監督が映画化した作品。得体のしれない霧〔mist〕から逃れるべ…

木村充伯「猫の寝方」/the cat's sleeping pattern

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中村史子さんがキュレーションされた展覧会の告知をいただきました。 木村充伯「猫の寝方」/the cat's sleeping pattern 企画:中村史子(愛知県美術館学芸員) 主催:hanare 日程:2010年12月4日(土)〜12月19日(日) ※月・火は休み 場所:hanare×Social…

第二〇回視聴覚文化研究会

13日に以下の研究会が開催されます。残念ながら、僕自身は同日東京で開催される表象文化論学会第5回研究発表集会に行くので、参加できませんが是非足をお運びください。 特集「テレビゲームの感性的論理――ニューメディアと文化」 2010年11月13日(土)13時〜…

『明るい部屋の中の3つの「写真」』

京都で活動しているグループ、「OUR」が行う企画、「OUR dialogue#2」『明るい部屋の中の3つの「写真」』に登壇します。【UST】 ト―カー:上原徹、大西正一、水木塁 ファシリテーター:林田新(視覚文化論)、安河内宏法(京都市美術館学芸員) 日時:2010年…

イメージ(論)の臨界[7]

以下のフォーラムで発表を行います。 イメージ(論)の臨界[7]:アーカイヴ・ヴァナキュラリティ・生成 来る8月28日、若手研究者フォーラム「イメージ(論)の臨界[7]:アーカイヴ・ヴァナキュラリティ・生成」を開催する運びとなりました。皆様には、お忙し…

上原徹個展「INERT MODULES」トークショー

上原透さん、佐伯慎亮さんとのトークショー無事終了。初のUST配信も、慌しくはあったものの無事に配信されていた様で何より。一応、録画しておいたのでURLを貼っておきます。 http://www.ustream.tv/recorded/8771404 上原さんの作品は、写真の表面へとすべ…

写真空間4

写真空間 4 特集:世界八大写真家論作者: 青弓社編集部出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2010/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (6件) を見る 『写真空間4』、そろそろ書店に並んでいるみたいです。拙稿「写真を見ることの涯に…

INERT MODULES

AD&A galleryにて開催される、上原徹個展「INERT MODULES」の関連企画として、トークショーに参加します。 INERT MODULES 上原徹展 会場:AD&A gallery 大阪市西区京町堀1-6-12 AD&A Bldg. 会期:2010年7月30日(金)〜8月11日(水) 1:30〜20:00(木曜休廊…

良知暁『sites』

良知暁さんから、展覧会のお知らせを頂きました。 良知暁『sites』 会期:2010.07.05 - 07.17 会場:ギャラリー現 開廊時間:月-金 11:00-19:0 ||| 土 11:30-17:30 関連イベント レセプション:2010.07.05 17:00- トークイベント:2010.07.16 18:00 - "the p…

星座と星雲

うっかり書くのを忘れていました。『映像学』第84号(日本映像学会)に、拙稿「星座と星雲――「名取=東松論争」に見る「報道写真」の諸相――」が掲載されました。従来、映像の自律性をめぐる論争として理解されてきた「名取=東松論争」の再検討を通じて、写…

『SITE ZERO/ZERO SITE』No.3_トーク・イヴェント

以下のイベントの告知をいただきました。 この度、イメージ人類学とヴァナキュラー文化論の交点をめぐって写真――映画――絵画――メディア――建築――考現学――人類学――認知考古学等からのアプローチを行なった「特集=ヴァナキュラー・イメージの人類学」を刊行いた…

表象・流通・蒐集

6月12日に以下の研究会が同志社で開催されます。 第3回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会 表象・流通・蒐集--近代日本の視覚文化/物質文化を再考する 日時 2010年6月12日(土) 13:00〜 会場 同志社大学今出川キャンパス 至誠館2番教室(アク…

判定の記号論

記号学会、判定の記号論@神戸大学へ。撮影等のお手伝いをさせていただきながら、裁判員と判定の話を聞く。今回の話を聞いていてわかったのは、判定を考える際の要諦とは、判定結果の妥当性ではなく、何が判定結果に説得力を与えるのかという点であること。…

マイ・フェイバリット展

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「マイ・フェイバリット――とある美術の検索目録/所蔵作品から」(@MOMAK) 実際に行ったのは一月近く前だけれども、何となく感想というか覚書というか自分用メモを簡単に。 まず入ってすぐに示されるのが、デュシャンの作品。《泉》をはじめとするレディ・…

写真の散種の散し

来週に開催されます研究会のチラシを作成しましたので、ひとまずウェブ上に散種します。 チラシ【pdf注意!】 また、研究発表のタイトルも出揃いましたので告知しておきます。 研究発表 16:15〜17:30 Constellation and Nebulosity: Aspects of realism in "…

写真の散種

次回研究会のお知らせです。 IZU PHOTO MUSEUMで、2010年4月3日(土)から開催される展覧会、「時の宙づり ― 生と死のあわいで」のゲストキュレーターでもある写真史家のジェフリー・バッチェン氏を迎えてレクチャーを行います。 また、研究発表も行います(僕…

恵比須映像祭

現在、東京都写真美術館にて開催中の「恵比須映像祭――歌をさがして――」にて、友人の佐々木育野監督作品「或る山」が上映されている。次の上映は2月28日(日)。本作は企画の段階から色々話を聞かせてもらっていて、初期ヴァージョンと次のヴァージョンを見せ…

イメージ(論)の臨界[6]―表象可能性への配慮

フォーラム「イメージ(論)の臨界[6]―表象可能性への配慮」 日時:2010年3月6日(土) 13:00〜 場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟地階B23室(http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/) 主催:科学研究費補助金萌芽研究「美術史の脱構築と再構築」(…

クシシュトフ・ヴォディチコによるアーティスト・トーク

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来月ですが、以下のイベントを行います。京都国立近代美術館にて、3月24日から開催される展覧会「マイ・フェイバリット——とある美術の検索目録/所蔵作品から | 京都国立近代美術館」の関連企画とのことです。 2010年3月22日(月・祝) 午後2時〜4時 同志社…

京芸とオープンスタジオ

昨日は京芸大の卒展と、オープンスタジオ2010を見て回った。卒展はじっくりと見る時間がなくざっと見て回る。先日、精華大の卒展も見に行ったけれども、なんとなく傾向の違いなんかが見えて面白い。オープンスタジオは、レンタサイクルを借りて桂近辺を駆け…

コレクションの欲望

以下の講演会のお知らせを頂きました。当日は僕もスタッフとして参加していますので、是非足をお運びください。 第2回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会 コレクションの欲望:松浦武四郎とフレデリック・スタール 幕末の蝦夷地を探検し、「北海…

「明かるいタイル――中村裕太論――」

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昨年の秋にneutron tokyoで開催された中村裕太展『めがねや主人のペンキ塗り』のリーフレットに、小論「明かるいタイル――中村裕太論――」を執筆しました。今日、現物を本人から頂きましたが、拙論はともかくとして、写真も綺麗で、少ないページながらも展覧会…

クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ作者: 東浩紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/18メディア: 単行本購入: 57人 クリック: 1,911回この商品を含むブログ (205件) を見る 並行世界を舞台としたSF小説であり、かつ、筆者の仕事とか関心が随所ちりばめられた書き…

総入れ替え

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しばらくの間、メインで使っているPCが使い物にならなくなっていてサブ・ノートがメインとして扱われるという倒錯的な状況が続いていたのだけれど、幸いにも親戚から使ってないPCを譲っていただく。自宅でまとまった作業を行うことが不調ゆえにストレスフル…

カメラになった男

小原真史さん監督の「カメラになった男」の上映会があります。以前名古屋に見に行ったけれども、改めて見ておこう。 「カメラになった男 写真家 中平卓馬」 監督:小原真史 制作・編集・撮影・録音・整音・字幕:小原真史 編集協力:小宮山良太、長谷川善威 …

謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

料理中華

展覧会のお知らせを頂きました。知人が多数出展しています。テーマは「料理」。「協力」に王将とすき屋が入っているのが気になります。 料理中華――チャイニーズ・アート・コンプレックス―― 2009.12.17[木] - 12.25[金] 2010.01.05[火] - 01.09[土] 10:30 ー …

翻訳

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以下の論文の翻訳をしました。もう本屋には並んでいるのかな。 モーガン・ピテルカ「楽の建水と一枚岩的誠実性の問題点」『美術フォーラム21』第20号、醍醐書房

ノックする。

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gadget展でご一緒した今村君から展覧会のお知らせを頂きました。近辺の方は是非足をお運び下さい。 今村遼佑 個展 「ノックする。」 私の立体やインスタレーションは、主に空間の中にそっと気配を添えるようなささやかな素材や仕掛けにより制作されます。そ…